2006.09.27 Wednesday
健康・医療 −マレーシア
【生活情報−健康・医療】
●健康保険制度
マレーシアには日本の国民健康保険に該当する公的な保険制度が存在しないため、基本的には雇用主が従業員の医療費を負担している。ただし、家族(扶養者)の分は負担されないことも多く、また、前述の通り病気入院・手術などをカバーしている保険に加入していない企業も多いため、雇用契約を締結する前に会社が加入している保険の内容を確認することが必要。
●医療レベル
マレーシアは医療の分野に官民で注力しており、東南アジアの中でシンガポールに次ぐレベルとも言われている。シンガポールの医療費が極めて高いと言われる中で、マレーシアはメディカル・ツーリズム(医療観光=健診・治療のための短期ビザ滞在)を観光収入の一つに育てる狙いで、割安感を打ち出している。
私立のメディカル・センターでは高い質・サービスが期待でき、特にクアラルンプール周辺では、日本語の話せる医師や日本人看護士が常駐しているところも少なくない。
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